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2005年 09月 19日
<監督:パク・フンシク> =2004年 韓国=
<出演:チョン・ドヨン、パク・ヘイル> ■ストーリー 人のいい父親・ジングクは、借金の保証人となり家族はそのために犠牲を強いられていた。母親・ヨンスンはそんな父親に悪態ばかりついている。娘・ナヨン(チョン・ドヨン)は、無口な父と、頑固で口が悪く、お金のことばかり口にする母親に嫌気がさし、そんな両親を誇りに持てず、結婚したら自分もこうなる・・・その思いにかられ自分の結婚についても踏み切れないでいた。 ある日「疲れた」と言い残し、父が突然行方不明となる。 母親は父親を探さないという。ナヨンは、楽しみにしてた海外旅行を「海外旅行はあとでできる・・・あとでできる・・・」と自分に言い聞かせ、叔父に聞いた父がいる場所、母と父が生まれ育った島へと向かう。しかし、着いた島には何故か、若い母と父がいた・・・。 二世代の親子のファンタジーラブストーリー。 チョン・ドヨンは、娘役。母の若い頃の役と一人二役です。 チョン・ドヨン、すごくうまいです。 過去に「星に願いを」→「スキャンダル」→「星を射る」と、ドヨンさんが出ている作品を観てたのですが、役柄であまりに雰囲気が変わるため、出演者を確認しているにも関らず、スネ(星に願いを)がスキャンダルーーー?更に、ハン・ソラ(星を射る)が・・・?スネで、スキャンダルー?ええっーーーー?!って、目が点になっていました。(笑 役柄でこんなにも雰囲気や演技を変えられるというのはすごいです。 それから大好きになってしまいました。 この「初恋のアルバム」も、一人二役でドヨンさんの本領発揮です!! お母さんの若い頃役では元気で明るく一途でかわいくて、娘役では人生に思い悩むちょっと影のある都会の女性らしさが出ていました。 母と父の純愛部分は、中国映画の「初恋の来た道」にちょっと雰囲気が似ています。(でもテイストは全然違う) 母と父、娘という二世代の恋という点では、韓国映画「ラブストーリー」がそれにあたりますが、この映画は、母と父の初恋を娘が側で見ているという点で大きく違います。 しっかし・・・・。 娘時代(母親の)は、あんなに素朴で一途でかわゆかったのに、すごい変わり様でびっくり。(笑 母親は垢すりの仕事をしていて、始終床に唾をはいてはみんなに嫌がられ、卵1つの代金のことでも客とつかみ合いの喧嘩をする。なんつ~か、こんなおばさんにはなりたくないぞという見本のような人なのです。(笑 それはさておきー。 娘とすれば両親は、まさしく父と母であり、個性ある人間、一個人という見方をいつの間にか忘れてしまいます。 しかし、ジングク(父)もヨンスン(母)も恋愛を経て、互いに助け合い、一人の人間として尊敬し愛情を育んできたということ。 初恋時代、ヨンスンは、郵便配達をしていたジングク会いたさに、都会に出ていた弟に毎日手紙をよこすよういいつけ配達に来てくれるジンゴクを心待ちにしていたり、ジングクはヨンスンが字が読めないことを知って毎日教えてあげたり、ジングクの転勤に動揺したりと、ヨンスンのジングクへの思いを側でずっと見ていたナヨンは徐々に見方や考えを変えてゆきます。 ある日、成長した叔父と島で出会い、突然現実に戻るのですが、病気を患っている父と会い、母を島に呼び寄せ、自分も結婚の決断をします。 ラストのシーンで、ナヨンが父親の写真のことで母親に電話をするシーンがとてもよかったです。母親の受け答えで観ている人も救われてゆくような気がします。ああ、もうこんな怖いおばちゃんになっちゃったけど、娘時代のあのヨンスンがここにいるなと確認できてよかったです。人魚だったんだね。ウン。ウン。唾は吐いたらだめだよ。(笑 人気blogランキングへ
by tentententeko
| 2005-09-19 23:52
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