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2006年 03月 04日
<監督:トニー・スコット > =2004年 アメリカ= <出演:デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ラダ・ミッチェル> ■ストーリー 対テロ部隊で暗殺任務についていたジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)は、空しさや、罪の意識にさいなまれ、酒浸りの日々を送るようになっていた。 メキシコに住む友人の紹介で、実業家の一人娘ピタ(ダコタ・ファニング)のボディガードの仕事をやることに。メキシコでは身代金目的の誘拐事件が多発していた・・・。 仕事以外は決して心を開かないクリーシーだったが、ピタは好意を持って心の中にどんどん入りこもうとする。最初は疎ましい存在だったが、次第にピタと心を通わせてゆき、新たに生きる希望と勇気をピタから貰う。ピタは命の恩人であり大事な友人だった。 しかし・・・ピタが誘拐されてしまう。身代金受け渡しに失敗。ピタは死んだと犯人からの電話が入る。 自分の命より大事なピタが殺され、クリーシーは、誘拐に関った者たちすべてに復讐を挑む。 女性が好みそうな出演者(デンゼルファンは多いであろう)、「マイボディーガード」というタイトルから、なんとなく「ボディーガード」(ホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナーのやつね)を連想させ、おまけにダコタ・ファニングとくれば、デンゼル@大ヒーローの大円団で、最後はアットホームな感じの甘めな映画なんだろうって思っていました。 ンガ・・・。違いました。これ、物凄くハード。 ”中南米では60分に1件誘拐事件が発生しているという。犠牲者の70%は生還出来ない。” という、事実から映画は始まります。 この事実が何より重く、映画にものしかかってきます。 前半は、クリーシーとピタとの交流が丁寧に描かれています。 過去の仕事の罪にさいなまれ、死ぬことを考えていたクリーシーですが、ピタによって、いつしか癒され、生きる希望をもう一度持つことができました。 ピタは命の恩人。かけがえないのない友人。愛しい人間です。 クリーシーは異変に気付くのですが、ピタは誘拐されてしまいます。クリーシーは銃弾に倒れ、何日間も目覚めることはなく、その間に両親は犯人の要求どおり身代金を用意するのですが、犯人との身代金受渡しに何者かの邪魔が入り失敗してしまいます。 犯人からの電話で、ピタは死んだと伝えられます。 この誘拐事件に、連邦捜査局長官、国際警察前支局長が事件の解明に動き出し、クリーシーの友人と共に、病院から安全な隠れ場所にクリーシーを移します。 なぜなら、クリーシーはピタを守ろうとしたさい、銃撃戦で警察官を撃ち殺した犯人だから。 何故そのとき非番の警察官が居合わせたのか・・・。そこに組織の謎が隠されています。 目覚めたクリーシーは、ピタが死んだことを聞かされます。 あの天使のようなピタが・・・・。自分の命より大事なピタが・・・。 怒りに燃えるクリーシー。(原題は『Man on Fire』) ピタを誘拐したことを後悔させてやる。誘拐に関った者すべてに復讐する。 そう誓ったクリーシーは、たった一人で大組織に挑みます。 後半はクリーシーの復讐シーンです。 凄いのなんの!確実に追い込んで殺してゆきます。 苦手な人は後半シーンはダメかも・・・。 残虐ではありますが、殺しの際に、ラテンミュージックとでもいいますか、陽気な音楽が流れているので、わたしはそれほどまで辛くはなかったです。 料理の才能、絵の才能、音楽の才能・・・秀でた才能があるように、クリーシーは死の才能を持っていました。 この映画のいいところは、メキシコの友人がけっして裏切らないこと、多発する誘拐事件の裏には当然警察もかんでいるんだけど、その組織を何とか摘発しようとする連邦捜査局長官、命を狙われても屈しなかった女性新聞記者の正義の人がいたことがとても救いでした。 クリーシーのやり方は、法や神がのぞむ解決法ではないかもしれないけど、それよりも皆が安心できる解決法で、しかもたった一人でやることができる。 それを許容できる登場人物がいたことが、道徳で見るんじゃない、復讐劇なんだという見方に導いてくれました。 愛するものが殺されたら、やるやらないは別として人は復讐したいと思うのは道理です。 更に同じような思いをする人が増える事件、のさばらせてはいけない悪党に対して、法律はあまりにもスローです。 だから殺していいということではもちろんないんだけど、道徳感を持ってみるとこの映画は後半辛いかもしれません。 映画はいろんな闇やら背景があるのですが、それについては書いていません。 復讐劇ですが、サスペンス要素もたくさんあります。 その他、メキシコの街並みなどの撮りかたが凄く印象に残りました。 最後にひとこと。 あれ?頬がたるんでるこの人・・・見覚えがあるなぁーって思ったら・・・。 ミッキー・ロークだった・・・。 久々に観てちょっと衝撃受けました。(笑 人気blogランキングへ
by tentententeko
| 2006-03-04 05:02
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