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2004年 10月 17日
<監督:イ・ジョンヒャン> =2003年 韓国映画= <出演:キム・ウルブン、ユ・スンホ> あらすじ 母親が仕事を見つけるまでの間、山奥に住む祖母の家に預けられることになった7歳の都会の少年サンウ。祖母と会うのは初めて。 耳が聞こえず(耳が遠い?)口が聞けず、読み書きも出来ないおばあちゃん。 そんな祖母をバカ呼ばわりして、サンウはやりたい放題。 駄々をこね泣き喚くサンウに、おばあちゃんはけっして怒らず、精一杯のことをしてあげようとする。 共に暮してゆくなかで、祖母のやさしさを徐々に徐々に理解してゆくサンウ。 やっと祖母のことを理解できた頃、祖母との生活も終りを告げる・・・。 当初、サンウは暴君でほんとにやりたい放題をしでかす。 おばあちゃんの靴におしっこをかけたり、靴を隠したり、かんざしを盗んだり・・・。 おばあちゃんはそのせいで、裸足で山道を歩き、かんざしの変わりに古いスプーンを髪にさすはめになる。でもおばあちゃんは怒らない。 おばあちゃんをバカにしきっているサンウは、触れらるのも汚いといわんばかりの目つきをし、壁におばあちゃんをバカにする言葉を書き連ねる。 (※ばってん、おばあちゃんは字が読めんのですけど・・・) おばあちゃんが作ったおかずは食べず、自分が持ってきた缶詰を食べ、床に寝転がって携帯ゲームばかりやっている。 おばあちゃんが針に糸を通してくれとお願いしても、(ばばあ邪魔するなよ!)というような目つきをして、しぶしぶやってやる。 サンウ!見ていてかなり腹が立ちます!きぃぃぃぃぃ。(`ε´) 持ってきた缶詰が底をつき、食べるものがなくなったサンウ。 何も食べないサンウを心配して、おばあちゃんは何か食べたい物はないか?とたずねる。 サンウはやけくそで「ハンバーガー!ケンタッキーチキン!ピザ!」と叫ぶが、おばあちゃんがそんな食べ物知る由もなく・・・。 が、ケンタッキーチキンを鳥と理解したおばあちゃん。 鳥を仕入れ、さばき、丸ごと一匹茹でてサンウに出す・・・。 「こんなのケンタッキーチキンじゃない!」といって、泣き喚きふて寝するが、夜中に空腹に耐えかね食べるサンウ。 (※食べっぷりからして、美味かったんだな、サンウ!) 翌朝、おばあちゃんは動かない。 鳥を仕入れに行った帰りに雨に降られ熱が出てしまったようだ。サンウは頭に濡れタオルを置いて、布団をかけ残りの鳥を膳に乗せ、おばあちゃんの世話をする。 おーーーー!これからサンウとおばあちゃんの交流がもっと見られるかな? って思ったけど、そう簡単にはいかなかった。 町に降り、かぼちゃを売りにゆくおばあちゃん。 現金を少し得て、サンウのために靴を買い(※サンウはダサいといって履かない)食堂で自分はお茶しか飲まずにサンウにだけ麺を食べさせる。 帰りのバス代を節約するために、用事があるからとサンウだけバスに乗せ、山道を歩いて帰るおばあちゃん・・・。 おばあちゃんは現金収入がないので、お金がないのです。 次のバスで来ると思いサンウは、バス停で待っているがおばあちゃんは当然乗ってなく、不安なサンウ。でも何故歩いて帰ってきたのかサンウは知りません。 ラストで何故お金を節約したのかサンウは気づきます。 自分の我侭なのに、おばあちゃんはできる限りのことをしてくれる。 無償の愛をそそがれていることを知り泣きます。電池のお金・・・(;o;)うわーん。 田舎暮らしの中で、女の子に淡い初恋を抱いたり、子供同士の触れ合いなども描かれたりしています。暴れ牛うけた!!(^m^) そして、このサンウ役の男の子は演技がとっても上手いです! わたしゃ、ファンになりました。 サンウ役の子以外は、全員この集落の人々で素人さんだそうです。 おばあちゃんも素人さんですが、おばあちゃん役はこの人しか有り得ない程素晴らしいです。下手に演技しないところがいいんだろうな~。 別れ際、サンウが絵葉書を不器用におばあちゃんに渡すシーンは泣けました。 人気blogランキングへ
by tentententeko
| 2004-10-17 17:33
| あ行
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