+++映画の部屋+++
2007-11-10T16:33:55+09:00
tentententeko
独断と偏見による超個人的映画感想でございます。ネタバレしている個所もございます。ちなみにコレは自画像です。(嘘
Excite Blog
「プロット・アゲインスト」 SESON1~盲目の少年
http://tenteko.exblog.jp/7689493/
2007-11-10T16:33:55+09:00
2007-11-10T16:33:55+09:00
2007-11-10T16:33:55+09:00
tentententeko
海外ドラマ(韓国・中国)
「プロット・アゲインスト」SESON1~盲目の少年
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●出演:リウ・ユンロン(柳雲龍)、 ワン・バオチアン(王保強)他
●2005年制作/中国/テレビドラマ
●ストーリー(DVDパッケージより)
朝鮮戦争が勃発した1950年代前半、中国国内もまた混乱の度合いを深めていた。
台湾に逃れた蒋介石率いる国民党のスパイが暗躍し、各地で破壊工作が相次いでいたのだ。
共産党政府はスパイを壊滅させるために、「秘密諜報機関・701」を投入。
国民党とスパイとの暗号通信が、無線局を介して行われていることを知った彼らは、無線を傍受し、国民党軍が潜伏する大陰山での戦闘を優位に進める。
しかし、戦闘開始から30分が過ぎたとき、監視下にあった108の無線局の反応が一斉に消滅するという異常事態が。
これまで701が解読した暗号コードの全てが、無用の長物と化してしまう。
組織の再編成と、新たなコード解読までに許された時間は3ヶ月。
だが、調査は遅々として進まなかった。
701の副所長、安在天(アン・ザイテン)は、超人的な聴力をもつ"三つ耳の羅山(ルオシャン)"の協力を仰ぐため、上海へと向かうのだが…。
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「プロット・アゲインスト」は、三部構成になっています。
SESON1~盲目の少年
SESON2~天才数学者
SESON3~赤い国民党員
あまり期待せずに見始めた「プロット・アゲインスト」。
気合抜けまくりで見ていたのですが、1話後半あたりから俄然、緊迫感漂い、見だしたら止まらなくなってしまいました。
おもしろかったです!!
超人的な聴力をもつルオを迎えに行ったアンザイテンですが、国民党に秘密が漏れ先回りされてルオが・・・。(涙
アンザイテンは、ルオの最期の言葉を聞き、烏鎮(うちん)にいる、盲目で知的障害の青年・アビンをルオの代わりに組織に連れて帰ることに。
アビン・・・。
ばかと天才は紙一重の王道をいくようなタイプゆえ、周囲には認められにくいのだが、アビンの性質を知るアンザイテンの操縦によって、諜報機関の英雄になっていく。
アビンは時々きかん坊みたいになっちゃうのですが・・・憎めない。いいキャラです!
アビンとお母さんのやりとりもよく、親子の愛情がひしひしと感じられて涙。
アビンがきかん坊になっちゃったとき、川辺でアビンを諭す、アンザイテンもよかったなぁ。
天才的な聴力で出世し、英雄に駆け上がったアビンだけれど、その能力によって、悲しいことになろうとは・・・。(T▽T)
ほんと、常人には計り知れない能力。すごすぎ・・・。
アビンの妻・リーシャオホンがとった行動は、思いつめた行動ゆえかわいそうだった。
もっと誰かに相談すればよかったのに。
アンザイテンにはいえないなら、女性幹部に相談できなかったんだろうか。
アビンも、分らないがゆえ、自分がひどいこといってるって意識がないところが辛い。
結局、自分の言葉のせいで、悲しい結末になっちゃったじゃんか。(T▽T)
なんとなくボカして書いてみましたが、サスペンス系・ハラハラドキドキとアビンをめぐる、組織周辺の人々の人情やらも、ハートウォーミングで、おもしろいドラマでした。
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情愛
http://tenteko.exblog.jp/6790993/
2007-04-29T01:14:14+09:00
2007-04-29T01:14:14+09:00
2007-04-29T01:14:14+09:00
tentententeko
さ行
監督:ユ・ハ
出演:カム・ウソン、オム・ジョンファ
2002年・韓国
■ストーリー
結婚観がまるきり違う男女の大人のラブストーリー
とても奥行きがあるいい映画でした。
R-18指定というのもありますが、大人じゃないと感情的に理解できないかも。
大学講師のジュニョン(カム・ウソン)は、友人の紹介でヨニ(オム・ジョンファ)と出会います。
ヨニは結婚がしたくて、これまでに何度もブラインドデートを繰り返しています。
ジュニョンは、プレイボーイ(と思われている風)で、周りはみんな結婚しているのに、彼だけが結婚をしていません。
彼は結婚は嘘の積み重ねの生活だという思考の持ち主。
結婚観がまるで違う二人の恋愛を描いた作品です。
初対面で一般的なデートをし、単なる暇つぶし程度な間柄だった二人が、デート後半で急に距離が近づいく感じが、ヨニがお銚子を頼む場面で見て取れておもしろかったです。
飲めないとかいってたのに(笑
そして、最初のデートで一夜を。
ヨニは次第に結婚を匂わせてゆきますが、ジュニョンにはその気はありません。
結局、ヨニは医者の男と結婚をします。
結婚が決まってからも、会い続ける二人。
ジュニョンを新居になる部屋に招き入れたり、新婚旅行と称して二人で旅行をしたり、結婚後、ヨニはジュニョンのアパートを借りるのを援助し、そこへ毎週訪れるようになります。
やがて二人は破局を迎えるのだけど、ジュニョンは彼女が来なくなった部屋でひとり、彼女が撮り続けていた二人のアルバムを見ます。
最初は何故こんな証拠を残すようなことをするのか理解できなかったのだけど、そのアルバムを見て彼女の気持ちをやっと理解します。
なぜ、新婚旅行のときにホテルじゃなくて安っぽい民宿に泊まったのか・・・。
なぜ、毎週週末やってくるのか・・・。
そしてラストは、彼女ならそうだろうなと思うラストでした。
二人は結局出会ったときから、互いに惹かれ合い続けていたんだろうって思う。
ヨニ役の女優さんは、歌手の方らしいのですが、最初はあんまり綺麗じゃない・・?って思って観てたのだけど、だんだん綺麗でキュートな女性に見えていきました。
カム・ウソンは、予想通り演技は上手くて、母性本能くすぐるタイプな感じがよかったです。
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殺人の追憶
http://tenteko.exblog.jp/5737652/
2006-09-23T04:28:00+09:00
2006-10-14T16:28:58+09:00
2006-09-23T04:28:30+09:00
tentententeko
さ行
<監督:ポン・ジュノ > =2003年 韓国=
<出演:ソン・ガンホ、キム・サンギョン 、パク・ヘイル>
■ストーリー
80年代後半に韓国で実際に起きた未解決連続殺人事件をもとにしたサスペンス。
犯人は未だに捕まっていないのだとか。
1986年、ソウル近郊の農水路の中に全裸の若い女性の死体が発見される。
レイプされており、その後も同様の手口の殺人事件が相次いで発生する。
地元警察は現場の確保も出来ないようないい加減な捜査で、容疑者の頭の弱い男に、暴力はふるうわ、自白を強要・誘導・アドバイス(?)をしたりで、地元の面目が保てれば犯人かどうかは二の次のようなやり方をしている。語弊はあるが昔タイプの刑事といった感じ。
事件解決のためソウル市警から派遣されてきたソ刑事(キム・サンギョン)は科学捜査を信条とするクールな警官で、地元の刑事パク(ソン・ガンホ)と何かと対立する。
結局、1人目の容疑者は証拠不十分で釈放され、2人目の容疑者もシロ。徐々に焦りだす刑事達。
女性警官が連続殺人が起こる日にラジオでいつも同じ曲がリクエストされている符号を発見する。そこから割り出された容疑者・パク・ヒョンギュ(パク・ヘイル)という青年に疑いの目は深まってゆくが、証拠がつかめない。
ソ刑事は1人目の容疑者の供述が要所要所詳しかったことから、殺人現場を見たのだと確信。
早速、パク刑事らと彼の元に行くのだが、彼は捕まえに来たと逃げて電車にはねられて死んでしまう・・・。
ソ刑事が聞き込みで出会った高校生が連続殺人の被害に合ったことから、冷静さから一変、狂気を帯びてくる。
当初、はちゃめちゃだった地元警察パクは逆にソをなだめる立場に入れ替わる。
絶対にパク・ヒョンギュが犯人だ。
ソ刑事はその思いから銃を持ち出しパク・ヒョンギュと対決する。
決め手となるはずのDNA鑑定がアメリカから送られてくるが・・・結果はシロだった。
納得いかないソ刑事はそのままパク・ヒョンギュに向かって引き金を引こうとするが、パク刑事に止められる。
前半はパク刑事ら地元警察のやり方を批判的に眺めていたソ刑事が、後半は一転。
暴力をふるい、自分で審判さえ下しかねない事件の入り込みようと、逆に冷静になってゆくパク刑事の対比がおもしろかったです。
限りなくクロに近いと思わせる第3の容疑者・パク・ヒョンギュが現れてからドラマがどんどん動いていってハラハラドキドキしました。
事件から時を経て、刑事をやめサラリーマンをやっているパク元刑事が、一番最初に起きた事件現場の農水路へ何気なく立ち寄ります。
すると、少女が通りかかり、つい最近、同じように農水路をみていた人がいたと告げます。
「どんな顔だった?」と聞くパク元刑事。
現在も未解決であるという点が映画に怖さを与えていて、その後の少女の会話が鳥肌ものでした。
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康煕王朝
http://tenteko.exblog.jp/5163198/
2006-07-02T04:48:00+09:00
2006-07-16T12:53:47+09:00
2006-07-02T04:48:55+09:00
tentententeko
海外ドラマ(韓国・中国)
<出演:陳道明(チェン・ダオミン)、斯琴高娃(スーチン・カオワー)>
全50話
■ストーリー
8歳で即位し、清王朝を大国へと導いた皇帝・康煕帝の生涯を描いた中国大河ドラマ。
「康煕王朝」をGyaoで観ました。おもしろかったです!!
康煕帝の幼少期から晩年までを描いており全50話あります。
うかつに手を出すと、ハマって大変です。(笑
けれど長い分、見ごたえは十分です。
最初からスピーディーに展開してゆくので、割とすんなり入れるドラマだと思います。
この手のドラマはとにかく登場人物が多いので、誰が誰やら分らなかったりするのですが、回
を重ねるごとに、登場人物に深みが増してくるので、面白く観ることができました。
「西太后の紫禁城」で西太后役だった、斯琴高娃(スーチン・ガオワー)さんが、このドラマにも太皇太后役で出られていて、威厳と貫禄があって惚れ惚れしました。
康煕帝役は、陳道明(チェン・ダオミン)さんです。
少年期、青年期、熟年期と役者さんが三人出てくるのですが、少年&青年期がとてもかわいく、特に青年期は、やんちゃでかっこよかったです。(^m^)
なので、熟年期の陳道明さんになってから・・・・。
あれぇ~?タイプじゃないぞよ・・・。
って、個人的好みにより、観たい度がちょっと消えてきそうになったのですが、こちらも回を重ねるごとに、皇帝の威厳や風格にまいりまして陳道明の康煕帝めちゃいいじゃんか!!って、恋焦がれてしまいました。(爆
いんや~!素晴らしい!!
見ごたえたっぷりのかなりおもしろいドラマでした。
★「康煕王朝」は期間限定(06年9月まで)でGyaoにて無料視聴が出来ます。
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星を射る
http://tenteko.exblog.jp/4686813/
2006-05-16T01:40:13+09:00
2006-05-16T01:40:12+09:00
2006-05-16T01:40:12+09:00
tentententeko
海外ドラマ(韓国・中国)
<出演:チョン・ドヨン、チョ・インソン、パク・サンミョン、イ・ソジン、ホンウニ、ビョンジョンス>
●全16話
■ストーリー
ハン・ソラ(チョン・ドヨン)は30歳になろうとしているのに定職もなく、兄に生活を頼りきり毎日フラフラした生活を送っている。ソラの夢は恋人・ドフンとの結婚だけ。しかしまったくうまくいっていない・・・。
兄のハン・パダは、新人女優のイェリンの芸能マネジャーをしながら、夜は代行運転の仕事をし、妹の結婚資金とイェリンの活動費のために、ケンん坊といわれながらもコツコツとお金を貯めて頑張っている。
仕事で釜山映画祭に出かけたパダ達は、釜山のホテルで働いているソンテ(チョ・インソン)という青年に出会う。
ソンテは難読症という病気を抱え苦悶していたが、パダは理解した上で、マネージャーをすることに・・・。
ドフン・イェリンの野望のせいで、苦しめられていくハン兄妹・・・。
イェリンの裏切り、結婚資金を騙し取られ、パダの入院・・・といった状況の中、ソラは兄を支えなければと決意をし、ソンテのマネージャーをかって出る。
次第にソラとソンテは恋愛感情を芽生えさせてゆき、やがてスターになったソンテのスキャンダルに発展してしまう・・・。
面白かったです!
チョ・インソン、おちゃめで男らしくてかっこいい~♪
「バリでの出来事」でのジェミンはちょっと暗かったけど、「星を射る」のソンテは明るくて逞しく、魅力をたっぷりと堪能させていただきました。(^^)
チョン・ドヨンはけして美人ではないと思うのですがとても魅力的で演技が巧い!そして、パダさん役の役者さんがすごくよかったです。
温かくて、他人を決して裏切らない心やさしい人で、ナイスな人物。
ソンテが兄貴と慕うのがとてもよく理解できました。
ドフンとイェリンには足を引っ張られ続けて、そこまでされててもパダがイェリンの願いを聞いたり、妹やソンテのことを考えて我慢をする善人すぎる性格に、なんでそこまで出来るのよ?って胸を打たれました。
まあ、代わりに、ソラの友達・ミリョンがイェリンを殴ったり、イェリンの二面性に対して、
「愛想はいいけど心がこもってないわよね」って言い放ったりして気持ちよかったですですが。
それに、ミリョンはパダが好きなんですが、目が高いと思いました。いい奴だ♪
ソンテとソラにはたくさん障害があったけど、最後にハッピーエンドになれてほんとにうれしかったです。
パダとミリョンの婚約式の時に、遅れたけど、しかしちゃんとやって来たソンテ!そのときのソラの気持ちを思うと、号泣。よかったね。よかったね。(TT)
印象的なシーンは、ソンテが歓迎会に向かうバスのシーン。
場所を知らないソンテのために、ソラが連れていくことになっていたのだけど、ソラはドフンとのデートで、乗り換えと行き先だけを伝えて途中でバスを降りてしまいます。
この頃はまだソンテが難読症だと知らなかったのですが、一人バスに取り残されたソンテはあせります。乗り換えしようにもバスの路線地図は読めないし、人に聞いても同じこと。字が読めないから●●行きのバスに乗れなんていわれても、分らない。
誰にも頼れなくて、必死な思いで、何時間もかけて歓迎会のあるバス停までたどり着いた時・・・・。
寒いのにソンテを心配してず~っとバス停で待ってくれていたパダさん。
ソンテの心細かった心情を理解しているパダさんが・・・いた。
ソンテは、自分のことを理解してくれる人とやっと出会えた幸運をかみ締めて、バスを降りて思わず抱きつきます。
あああ・・・・もうなんちゅうか、このシーンは涙。涙。
ソンテが俳優になりたかったけど、難読症だから台本も読めないし諦めたといったとき、パダさんがトム・クルーズの話をし、台本を読む人が側にいて、難読症を克服したと励まします。
そして台本はいつも側にいて自分が読んであげるという場面。
もう、ほんとパダさんてやさしさが染み入るな~~(TT)
パダさんと結婚したいぞ~!(笑
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西太后の紫禁城
http://tenteko.exblog.jp/4587815/
2006-05-07T04:16:00+09:00
2006-05-11T13:33:08+09:00
2006-05-07T04:16:50+09:00
tentententeko
海外ドラマ(韓国・中国)
<出演:斯琴高娃(スーチン・カオワー)、劉若英(レネ・リウ)、朱旭(チウ・シー)>
<原題:落日紫禁城>全30話
■ストーリー
清王朝後期、光緒帝時代。後宮に仕える女官・吟児の視点から描く中国大河ドラマ。
吟児は結婚式当日に、兄の借金の肩代わりに後宮に無理やり入れられてしまう。
宮中で婚約者・栄慶を思い涙する吟児に、新人を指導する女官・芳子は「涙は帝が崩御したとき以外は見せてはならぬ」と宮中の掟を諭すが、その不吉な例えを李総監が聞きつけ、女官・芳子を新人女官たちの前で撲殺する・・・。
命がいくつあっても足りない宮中で、吟児は何度も命の危機に合いながらも、真面目で愛らしく正直な性格から西太后のお気に入りとなり、その後、珍妃・光緒帝からも愛されるようになる。
吟児の宮中での暮らしのストーリーと、婚約者・栄慶と恋愛のストーリーを絡めながら、西太后周辺の人物を描く。
「大地の子」の上川達也の中国の父・朱旭さんや、同じく上川達也の奥さん役だった女性が珍妃を演じています。
「西太后」の映画を昔テレビで観たことがあって、残虐的処刑シーンがすごく印象に残っていました・・・。
中国の歴史は疎いし、西太后のドラマということで見るのに少し抵抗があったのですが、「西太后の紫禁城」は人間くさい物語仕立てになっていて、面白く見ることが出来ました。
宮中での暮らしぶり、綺麗な服・髪飾りなどのファッション、女官、宦官の仕事なども、面白かったです。
最初の方は見慣れないので戸惑う部分もありますが、見入ってしまうと、役者さんのハマリ具合がなんともぴったりでいつのまにか、「西太后の紫禁城」のとりこになってしまいました。
西太后役の斯琴高娃さん、すごく迫力あり魅せてくれます。
お気に入りの人間は意外にも大事にしていたり、当然怖い側面もあるのですが、そこだけにスポットを当てていないので、人間的くさい部分がとても魅力的でした。
怖いけれど西太后を慕っている吟児の思いも理解できました。
李総監役の人もぴったりではまってます。小憎たらしさがピッタリ!(笑
主人公の吟児もかわいくて魅力的で、見る度に好感度が増してゆきました。
フィクションぽいストーリーの吟児と栄慶の物語の方も、飽きさせず、栄慶を助ける叔父、元六さん、英英、なども魅力満載。
それにしても栄慶よ・・・。なんとか吟児に会いたくて、一途すぎて、余計な事件を様々起こしてゆく迷惑な男!栄慶のせいで、協力してくれてた周りの人を次々に不幸に!(笑
袁世凱の裏切、光緒帝のクーデター失敗、八ヶ国軍の攻撃 、珍妃の井戸突き落とし、光緒帝の幽閉・・・歴史的流れを沿って、光緒帝・西太后の死までをドラマで見せています。
また、最終話は、10年を経て結婚を迎えることになった吟児と栄慶のドラマチックな幕引きが哀れを誘います。
★「西太后の紫禁城」は期間限定(9月まで)でGyaoにて無料視聴が出来ます。
見るとハマリますよ〜♪
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北京ヴァイオリン
http://tenteko.exblog.jp/4576081/
2006-05-06T00:18:00+09:00
2006-05-13T18:44:10+09:00
2006-05-06T00:18:27+09:00
tentententeko
は行
<監督:チェン・カイコー > =2002年 中国=
<出演:タン・ユン、リウ・ペイチー、チェン・ホン>
■ストーリー
田舎町で暮らす、父・リウと息子・チュン。
顔も知らない母の形見のヴァイオリンを弾くチュンの腕前は田舎町では評判で、コンクールに出場するため父と北京へ向かう。そこで、よき指導者・後ろ盾がないと、腕はよくても順位が上がらない事実を知って、父は息子を超一流のヴァイオリニストにするため全てを捧げ奔走する。
指導者を得、国際コンクールのチャンスを手にするチュンだったが、それは父との別れを意味するものだった・・・。
ネタバレしてます。
お父さんが物凄くよいです。
貧しく、ちょっとドジなお父さんですが、息子への思いの一途さは涙を誘います。
田舎で貯めた全財産を帽子に隠し北京の市場へ出かけるお父さん・・・。
絶対なくす・・・・って思ってたら、案の定、帽子を落としなくしているし(TT)
息子は、リリという女性と知り合って、演奏代をもらってお金を得たりとしっかりしてます。
ほんとに、この父にこの息子なんでしょうか・・・。似ても似つかない・・・・。って思ってたらやっぱり。(TT)
最初の指導者、チアン先生とのチュンとのやり取りはおもしろかったし、リリとチュンの関係もよかった。
最後は涙が止まらなかった。
一流のヴァイオリニストになることは、父と別れること。
自分にとって本当に大事なのは何なのか。
国際コンクールへ出場することが決まっていたチュンは、もう一人の弟子の女の子に譲り、父の元へと走る。
この女の子が、自分ではなくチュンが選ばれたことで、「わたしにはヴァイオリンがどれほど大事か気づいた」と呟いていたのも印象的でした。
それぞれが自分にとって大事なことは何なのか気づき、道が分かれる。
これに出ていればチュンは認められていたはず。
そして譲られた女の子は、このチャンスを掴み一流のヴァイオリニストにのぼり詰めるだろう。
駅で父を探し、ヴァイオリンを演奏し続けるチュン。
父はチアン先生、リリに見送られ、駅にやってくる・・・・。
名を馳せるためではなく、一般の聴衆者にでもなく、父に聞かせたいヴァイオリンの音。
名を成すために音楽をやるわけではない。
競争のために、大事な人と別れるわけにはいかない。
自分に関る全ての大事な人と共有して音楽を奏でたい。
そんな思いが、ラストに一気に伝わってきて、涙なくして見られませんでした。号泣。(TT)
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青いパパイヤの香り
http://tenteko.exblog.jp/4558378/
2006-05-04T02:13:00+09:00
2006-05-04T02:15:35+09:00
2006-05-04T02:13:21+09:00
tentententeko
あ行
<監督:トラン・アン・ユン > =1993年 フランス・ベトナム=
<出演:リュ・マン・サン、トラン・ヌー・イェン・ケー>
■ストーリー
1951年、サイゴンにある一家に、使用人として10歳の少女・ムイが雇われる。その一家には、何もしない父と、生地屋を営む母、祖母、長男、次男、三男、年寄りの女中がいた。
ムイは、女中から一家には娘がいたが病死したことを聞かされる。
そのせいか、一家の母はムイを娘のようにかわいがり、ムイは使用人として暮らしながらも、一家に溶け込んでゆく。
ある日、長男の友人が訪れ、ムイは憧れを抱く。
父の死後、一家の没落で、二十歳に成長したムイは長男の友人の家に雇われることになる・・・。
この映画、ずいぶん昔に見たので、細かい部分については思い違いがあるかもしれません。(汗
トラン・アン・ユン監督の映画を観たのは、この映画が始めてでした。
このあとに「夏至」を観ました。
どちらの映画も思ったことは、映像と採光の美しさが独特で、自然の緑、食べ物の色彩、人間の黒髪、肌の色など、そういう自然なものがとても美しく見えるところが印象的でした。
映像がとても心地よいです。
「青いパパイヤの香り」は、子供時代のムイがとても印象的でした。
ムイの目を通して、一家の移り変わりや、一家の悩みなどを淡々と描いています。
台詞は多くありません。
子供時代のムイは、好奇心旺盛で、表情も豊かで、はにかむような少女らしい笑顔がかわいらしかったです。
なので大人になったムイの登場にはちょっとギャップを感じてしまいました。
全然喋らないし、小首を傾げたりするだけなので、口が利けなくなったの?オツムが弱くなったの・・・?って思ったりしながら違和感を持ち続けました。
ムイは大人しくても周りを明るくさせるような溌剌さがあったのに・・・・。
なんか違う。
あえて喋らせず、このあとに続く、長男の友人宅での話へとつなげていたのかもしれませんが・・・。
そこでのムイは、青いパパイヤから熟してゆく過程のように、楚々としているのに不思議な色香を放っていました。はにかむムイではなく、微笑むムイ。
神秘的な女性像を描きたかったのかな。
でも、ちょっと納得いかない・・・。(笑
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「Breath Less」( ブレス・レス)
http://tenteko.exblog.jp/4419883/
2006-04-18T02:46:00+09:00
2006-04-18T02:46:58+09:00
2006-04-18T02:46:27+09:00
tentententeko
++つぶやき++
監督様のブログに、初日の舞台挨拶&オールナイト情報が掲載されておりました。
これはご協力せねば!!
★「Breath Less」( ブレス・レス)
~4/22(土) ポレポレ東中野~
■ロードショー
夜9時~ 舞台挨拶(筒井道隆、清水美那、忍成修吾、本田博太郎を予定)
「Breath Less ブレス・レス」上映
■オールナイト
ロードショー後、筒井道隆さん作品がオールナイト上映されるそうです。
23:30~ 筒井道隆舞台挨拶
23:45~01:37 「Breath Less 」
01:50~03:38 「洗濯機は俺にまかせろ」
03:50~05:25 「バタアシ金魚」
料金、整理券等の詳しい情報は、 「渡辺寿 Breathless な日々」、 「Breath Less公式サイト」 をご覧下さい。
「Breath Less 」
●監督:渡辺 寿
●キャスト:筒井道隆、清水美奈、遠藤憲一、忍成修吾、不破万作、金久美子、高橋理奈、菜葉菜、内山怜也、小倉一郎、中村育ニ、忍足亜希子、本田博太郎、夏八木勲
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ネタバレはしていないと思うんですが試写会で見た感想を当ブログ(映画の部屋)で書いております。先入観ないほうが楽しめると思うので、見たい方だけ探してみてくださいね。
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韓国ドラマ「ピアノ」
http://tenteko.exblog.jp/4328039/
2006-04-02T18:52:00+09:00
2006-05-01T16:52:41+09:00
2006-04-02T18:52:40+09:00
tentententeko
海外ドラマ(韓国・中国)
【出演】
ハン・オッカン(チョ・ジェヒョン)
シン・へリム(チョ・ミンス)
イ・スア(キム・ハヌル)
ハン・ジェス(コ・ス)
イ・ギョンホ(チョ・インソン)
【あらすじ】
数奇な運命に導かれた家族の悲しくも美しい愛…。
今や韓流四天王に匹敵する人気のチョ・インソン(「バリでの出来事」)や“ラブコメの女王”キム・ハヌル(「ガラスの華」)、コ・ス(「純粋の時代」)、さらに映画『魚と寝る女』『悪い男』で知られる演技派チョ・ジェヒョンなど、日本でもおなじみの豪華キャストが話題を呼び、韓国で最高視聴率29%を記録した感動作です!!
舞台は釜山。しがないチンピラのオッカンは叔母からの電話でソウルに向かうが、そこには10歳になる彼の息子がおり…。
(Gyaoより)
1話、2話を観ました。
主人公・ハン・オッカン(チョ・ジェヒョン)のチンピラ具合が凄くいいです。
服装のセンスといい、踏まれても踏まれても懲りない性格のオッカンのキャラは憎めず、物凄くおもしろいです。
別れた恋人が産んでいた、10歳の息子と合わされ、突然息子と暮らすことになったオッカンのだめ親父ぶりもおもしろい。
このドラマ、映像や音楽にもこだわりを感じて、そのドラマ全体の雰囲気がとてもいいです!
韓国ドラマ「ピアノ」は、Gyaoで、1話づつ無料配信されています。(毎週土曜に更新)
第1話を見逃してしまった方は、「楽天show Time」や「ドラマ韓」で、お試し1話無料で観るとよいですよ。
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アキ・カウリスマキ新作
http://tenteko.exblog.jp/4261303/
2006-03-14T22:07:07+09:00
2006-03-21T14:54:18+09:00
2006-03-14T22:07:07+09:00
tentententeko
++つぶやき++
●「Laitakaupungin Valot」(ライタカウプンギン・ヴァロ)
【英題「Lights In The Dusk」(「街外れの灯」)】
「浮雲」「過去のない男」に続く、失業三部作のトリの作品だそうで、幸せなところがまったくない作品だとか・・・。
幸せなところがまったくない作品といえば、わたしは同じくカウリスマキ監督の「マッチ工場の少女」を思い浮かべてしまいます。
この作品も敗者三部作のトリを飾りました。(「パラダイスの夕暮れ」「真夜中の虹」「マッチ工場の少女」=敗者三部作)
「マッチ工場の少女」は救いがまったくないですが、観終わったあと不思議な余韻を覚えました。
幸せなところがない作品の中で、人間がどうあがいて、人と関り、生きてゆくのか、カウリスマキ流の視点にとても興味があります。
早く、日本で封切されないかな~♪
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ハッピーエンド
http://tenteko.exblog.jp/4225007/
2006-03-05T03:05:00+09:00
2006-04-26T20:08:39+09:00
2006-03-05T03:03:03+09:00
tentententeko
は行
<監督:チョン・ジウ > =1999年 韓国=
<出演:チョン・ドヨン、チェ・ミンシク、チュ・ジンモ>
■ストーリー
子供英語学院の院長のチェ・ボラ(チョン・ドヨン)は、会社をリストラされた夫、ミンギ(チェ・ミンシク)の代わりに家計を支え、夫は家事や5ヶ月になる娘の育児をしていた。
ボラは結婚後、元恋人、キム・イルボム(チュ・ジンモ)と偶然出会い不倫関係を続けている。家庭は壊さない、体だけの付き合いのボラに対し、イルボムは本気で愛していた。
やがて夫が気付き・・・、ボラはイルボムと別れを決意するが、イルボムの行動は大胆になっていった・・・。
夫への罪悪感を抱えつつも恋人と別れられず情事に溺れる人妻、彼女を一途に愛し続ける恋人、妻の不倫に気づきながらショックを受けるしか出来ない夫。三人の精神のバランスが崩れはじめ運命が狂いはじめてゆく。
妻が外で働き、夫は主婦をしているので、妻はある意味男のようでもあります。
ストレスを抱え、安らぎを求め恋人へ走る。しかし家庭は壊さない。
夫は、ゴミの分別も、洗濯も手馴れていて、メロドラマを楽しむ姿は主婦そのもの。
夫の不倫、妻の不倫という題材はよくあるパターンですが、リストラされて失業中の夫が一見すごくよさそうな人に見える、妻と子供と暮らしてゆければ幸せだと思っている普遍的な人間であるところが、この映画の重要なところかもしれません。
普通のよい人間が起こす行動が、ラストの衝撃に繋がってゆきます。
後味がいいかといえばそうではないんですが、それでも夫はこれからも普通に生きてゆくんでしょうね。
物語の終わりが、ラストの衝撃がなかったかのように終わっているところが、この映画のほんとうの衝撃かもしれません。
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マイボディーガード
http://tenteko.exblog.jp/4221748/
2006-03-04T05:02:00+09:00
2006-04-26T20:11:07+09:00
2006-03-04T05:02:45+09:00
tentententeko
ま行
<監督:トニー・スコット > =2004年 アメリカ=
<出演:デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ラダ・ミッチェル>
■ストーリー
対テロ部隊で暗殺任務についていたジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)は、空しさや、罪の意識にさいなまれ、酒浸りの日々を送るようになっていた。
メキシコに住む友人の紹介で、実業家の一人娘ピタ(ダコタ・ファニング)のボディガードの仕事をやることに。メキシコでは身代金目的の誘拐事件が多発していた・・・。
仕事以外は決して心を開かないクリーシーだったが、ピタは好意を持って心の中にどんどん入りこもうとする。最初は疎ましい存在だったが、次第にピタと心を通わせてゆき、新たに生きる希望と勇気をピタから貰う。ピタは命の恩人であり大事な友人だった。
しかし・・・ピタが誘拐されてしまう。身代金受け渡しに失敗。ピタは死んだと犯人からの電話が入る。
自分の命より大事なピタが殺され、クリーシーは、誘拐に関った者たちすべてに復讐を挑む。
女性が好みそうな出演者(デンゼルファンは多いであろう)、「マイボディーガード」というタイトルから、なんとなく「ボディーガード」(ホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナーのやつね)を連想させ、おまけにダコタ・ファニングとくれば、デンゼル@大ヒーローの大円団で、最後はアットホームな感じの甘めな映画なんだろうって思っていました。
ンガ・・・。違いました。これ、物凄くハード。
”中南米では60分に1件誘拐事件が発生しているという。犠牲者の70%は生還出来ない。”
という、事実から映画は始まります。
この事実が何より重く、映画にものしかかってきます。
前半は、クリーシーとピタとの交流が丁寧に描かれています。
過去の仕事の罪にさいなまれ、死ぬことを考えていたクリーシーですが、ピタによって、いつしか癒され、生きる希望をもう一度持つことができました。
ピタは命の恩人。かけがえないのない友人。愛しい人間です。
クリーシーは異変に気付くのですが、ピタは誘拐されてしまいます。クリーシーは銃弾に倒れ、何日間も目覚めることはなく、その間に両親は犯人の要求どおり身代金を用意するのですが、犯人との身代金受渡しに何者かの邪魔が入り失敗してしまいます。
犯人からの電話で、ピタは死んだと伝えられます。
この誘拐事件に、連邦捜査局長官、国際警察前支局長が事件の解明に動き出し、クリーシーの友人と共に、病院から安全な隠れ場所にクリーシーを移します。
なぜなら、クリーシーはピタを守ろうとしたさい、銃撃戦で警察官を撃ち殺した犯人だから。
何故そのとき非番の警察官が居合わせたのか・・・。そこに組織の謎が隠されています。
目覚めたクリーシーは、ピタが死んだことを聞かされます。
あの天使のようなピタが・・・・。自分の命より大事なピタが・・・。
怒りに燃えるクリーシー。(原題は『Man on Fire』)
ピタを誘拐したことを後悔させてやる。誘拐に関った者すべてに復讐する。
そう誓ったクリーシーは、たった一人で大組織に挑みます。
後半はクリーシーの復讐シーンです。
凄いのなんの!確実に追い込んで殺してゆきます。
苦手な人は後半シーンはダメかも・・・。
残虐ではありますが、殺しの際に、ラテンミュージックとでもいいますか、陽気な音楽が流れているので、わたしはそれほどまで辛くはなかったです。
料理の才能、絵の才能、音楽の才能・・・秀でた才能があるように、クリーシーは死の才能を持っていました。
この映画のいいところは、メキシコの友人がけっして裏切らないこと、多発する誘拐事件の裏には当然警察もかんでいるんだけど、その組織を何とか摘発しようとする連邦捜査局長官、命を狙われても屈しなかった女性新聞記者の正義の人がいたことがとても救いでした。
クリーシーのやり方は、法や神がのぞむ解決法ではないかもしれないけど、それよりも皆が安心できる解決法で、しかもたった一人でやることができる。
それを許容できる登場人物がいたことが、道徳で見るんじゃない、復讐劇なんだという見方に導いてくれました。
愛するものが殺されたら、やるやらないは別として人は復讐したいと思うのは道理です。
更に同じような思いをする人が増える事件、のさばらせてはいけない悪党に対して、法律はあまりにもスローです。
だから殺していいということではもちろんないんだけど、道徳感を持ってみるとこの映画は後半辛いかもしれません。
映画はいろんな闇やら背景があるのですが、それについては書いていません。
復讐劇ですが、サスペンス要素もたくさんあります。
その他、メキシコの街並みなどの撮りかたが凄く印象に残りました。
最後にひとこと。
あれ?頬がたるんでるこの人・・・見覚えがあるなぁーって思ったら・・・。
ミッキー・ロークだった・・・。
久々に観てちょっと衝撃受けました。(笑
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ブレス・レス
http://tenteko.exblog.jp/4217534/
2006-03-03T00:29:11+09:00
2006-03-12T21:16:46+09:00
2006-03-03T00:29:11+09:00
tentententeko
++つぶやき++
この作品を試写会で観ました。とてもよい映画だなと思いました。
いまどきの映画にありがちな、お涙頂戴や病気等のあざとい小細工はなく、不器用な人間たちを真正面から捉えています。
ちょっぴりほろ苦い青春映画。人生の機微を瞬間的に捉えているような、そんな映画です。
好きな人に拒否されると人は落ち込みますが、主人公の筒井さんは落ち込んだ心を奮い立たせて、何度もチャレンジします。
好きになられても困る理由がある彼女・・・。
けれど、冷たくしてもなおぶつかってくる主人公の姿に、このままではいけない。何が自分にとって大切なのか、やりたいことは何なのか、自分を見つめなおしていきます。
結果が必ずしもハッピーエンドではないですが、それぞれの人生に向かって歩む姿はある意味これもハッピーエンドかもしれません。
離れて暮らす父と息子の会話も絶妙で穏やかで笑えて温かい空気を感じられ、サブストーリーでもある、警察署舞台の事件、警察署の人々、味のある人間ばかりでそちらもおもしろかったです。(主人公は警察官なのです)
主人公の後輩役の忍成修吾さんもかっこよく、個性的な雰囲気、演技をかもしだしていました。
また、彼女と絡む男性役、遠藤憲一さんは、しゅぶさを増したイ・ビョンホンかと思いましたよ~!大人の男って感じで物凄く素敵でした〜♪かっこええ~!
単館というのがもったいないくらい、全国の人に観て欲しい感じがした映画です。
人間って、明るく逞しい。観終わって清清しくなる映画でした。
<監督:渡辺 寿>
<キャスト:筒井道隆、清水美奈、遠藤憲一、忍成修吾、不破万作、金久美子、高橋理奈、菜葉菜、内山怜也、小倉一郎、中村育ニ、忍足亜希子、本田博太郎、夏八木勲>
●東中野ポレポレ座 → こちら
●公式HP → こちら
●渡辺寿監督ブログ「渡辺寿 Breathlessな日々」→ こちら
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魚と寝る女
http://tenteko.exblog.jp/4202524/
2006-02-27T01:08:00+09:00
2006-04-26T20:09:55+09:00
2006-02-27T01:08:15+09:00
tentententeko
さ行
<監督:キム・ギドク > =2001年 韓国=
<出演:ソ・ジョン、キム・ヨソク>
●ヴェネチア国際映画祭・ベルリン国際映画祭、監督賞受賞。
■ストーリー
釣り堀の管理人ヒジン(ソ・ジョン)は、客を湖上にある釣り小屋にボートで送り、必要な物を売り、夜は自分の体を売ったりして生計を立てている。
そこへ、ヒョンシク(キム・ヨソク)が、死に場を求めて釣り堀へやってきた。壮絶な孤独を抱える二人は、互いに似たものを感じ、繋がりを持ってゆく。そして破滅へ向かってゆく。
韓国映画なので観る気になりました。
でも、合わなかったかも・・・。
湖畔の風景や独特な映像世界、女の持つ退廃的な雰囲気や男との繋がりなどは、嫌いではなかったのですが、いかんせん痛い映像が多すぎた!( ̄〜 ̄;)
釣り針で自殺未遂・・・釣り針で男を引き止めるシーン・・・魚の電気ショック・・・などなど、痛い映像が性に合わずむ〜んとなってしまいました。
この映画では、女は一言も声を発しません。
一度悲鳴を発したけど、それだけ。
しかし、女の行動は声がない分凄みを帯びています。
生への執着はまったく感じられず、幽霊みたいな女なんだけど、破滅へと向かう、向かおうとするベクトルが、映画を観ているこちら側とはまったく異質な世界で展開していて、印象には残りました。
痛さも生への証なのかもしれないけれど、痛すぎる。いたたた・・・。
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